酸化重合
工場長の岩崎です。
3月に入って寒のもどりがやってきたようで、寒い日が続いています。
皆様、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。
そんな寒い朝、昨日刷了した印刷物の積み替え作業を手伝っていると、印刷物がほのかに温かく感じます。
これはインキが乾燥するときに熱を発しているからなのです。
通常オフセット印刷に使用されるインキは空気中の酸素と結合して乾燥します。
これを酸化重合と言い、酸化重合の際に発生する熱を酸化重合熱と呼びます。化学反応を起こして発熱しているのですが、「インキが頑張って乾燥しようとしている!」と思わせるのがこの温かさです。
最近は短納期化が増々進み、後加工に早く回すため、速乾性のインキを使用したり、プリントビズでも「P.P.製クリアホルダー」を印刷している紫外線でインキが硬化するUVインキなども増えつつあります。
しかし、乾燥したインキからインキ本来の光沢を出させる為には、ある程度じっくりと自然乾燥させてやるほうが良い商品に仕上がるようです。
