データ作成時の注意点

このページでは、印刷物のデータ作成を行う際に必要な基本知識の要点について説明しております。お客様がイメージした通りの印刷物を作る為にも、これらのルールを守ってデータ作成をお願いいたします。

オーバープリントについて【重要】

K100%以外のオーバープリント設定は全て解除されます

プリントビズでは、K100%のみオーバープリント(ノセ)処理をいたします。
その他の色のオーバープリントはすべて解除させていただいております。

お客様側で意図的に設定したオーバープリントを印刷物に反映されたい場合は、ご注文時のお客様通信欄に「入稿データのオーバープリント設定を適用」等、意図的に設定している旨のご連絡をお願いいたします。
ご連絡がありましたら、ご入稿データのオーバープリント設定を適用させて印刷いたします。
ご連絡がない場合は、K100%のみにオーバープリント処理が適用され、それ以外のオーバープリントはすべて解除されますのでご了承ください。
※画像の中に含まれるK100%はオーバープリント処理の対象外となります。

墨ノセ(ブラックオーバープリント)とは?

カラーの印刷物を作る時、紙の伸縮等により各色の位置が合わない現象が起こります。
これを見当ズレと呼びます。見当ズレによる見栄えの悪さを防ぐ為には、背景の色も印刷し、ブラックも重ねて印刷するようにします。これを「墨ノセ」もしくは「ブラックオーバープリント」といいます。その際、絵柄によってバックの画像が透けて見える場合があります。

墨ノセ ケヌキ合わせ
※ズレても白場が出ない ※ズレると白場が出でしまう

下記画像をクリックしてサンプルPDFをダウンロード頂き、ご参照下さい 。

プレビューPDFをご確認頂く場合には、Adobe® Reader®バージョン8以降で「オーバープリントプレビュー」を使用して頂くと「オーバープリント」の状態をご確認頂けます。

Adobe® Reader® 「オーバープリントプレビュー」確認の設定方法

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カラーモードについて

カラー印刷のデータを作る場合は、必ずCMYKでデータを作成してください

通常、大半のデジカメ画像やTV等はRGBでフルカラーを表現していますが、印刷物ではCMYKの4色でフルカラーを表現しています。

IllustratorやIndesignのように印刷物のデータを作成する為に開発されたアプリケーションでは、CMYKのカラーモードでデータを作成する事が可能になっていますので、カラー印刷のデータを作る場合は、必ずCMYKでデータ作成を行ってください。

CMYKカラーモード
RGBカラーモード
シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)、黒(Black)によって色を表現しています。 Red、Green、Blueの3原色で構成された色で3色の発光色によって色を表現しています。

特色(スポットカラー)とは?

CMYKのインキを使って、様々な色を表現するのではなく、最初から目的の色をしたインキで印刷する手法です。

各インキ会社から様々な色見本が出ていますが、プリントビズで商品を発注する際はDIC(大日本インキ)のカラーチップから選択した色番号をデータ内での指定云々に関わらず、通信欄にご記入ください。

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塗り足しと断ち落とし

印刷物の端部部分までデザインがある場合必ず塗り足しを作成してください

印刷工程では、A4やハガキサイズなどの仕上がりの大きさの紙に印刷するのではなく、大きな紙に印刷した後、寸法通りに断裁して仕上げます。(この事を化粧裁ちと印刷業界では言ったりします。)
その時、何百枚と重ねて一度に断裁しますので、用紙の収縮や刃先の厚みや流れ等の影響で断裁のズレが生じてしまいます。
その為、データを作成されるに時にご注意いただきたい事項を下記にご紹介します。

塗り足し・断ち落としとは

印刷物の端部分に写真等のオブジェクトがかかっているデザイン(プリンターでいう「ふち無しプリント」状態)の場合、断裁機の僅かな位置ズレにより白場が見えてしまう現象を防ぐ為に、仕上がりサイズの外側(断ち落としと呼びます)に3mm、わざとはみ出すようにデザインを配置します。
これを塗り足しと言い、仕上がりサイズの端まで印刷するデザインでは必ず必要なものです。このようなデザインを作成する場合は必ず塗り足しを作成してください。

仕上がり線付近のレイアウトにご注意

断裁機の僅かな位置ズレにより、印刷仕上り範囲付近にある文字やデザインは切れてしまう可能性がございます。切れては困る文字やデザインは印刷仕上り範囲より2〜3mm程内側で作成してください。 また、仕上がり付近で罫線(枠)で囲んだ場合、罫線(枠)から仕上がりまでの余白が均等でない場合があります。

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折りトンボ、ミシントンボ

後工程で折り加工やミシンが入る場合、その位置にもトンボが必要となります

後工程で折り加工やミシンが入る場合、その位置にもトンボが必要となります。

その際、トンボは必ず線色の設定を「レジストレーション」カラーにして下さい。レジストレーションに設定すると、そのデータ内で使用している全ての色(フルカラー印刷の場合、CMYK)でトンボが出力されます。

また、イラストレーターを使ってデータを作る場合、トンボを付ける時は必ず「トリムマーク」フィルターを使用して作成してください。

トンボを作る際の注意点(レジストレーションカラーとは?)

「トリムマーク」フィルターで作成したトンボは、自動的に「レジストレーションカラー」に設定されます。レジストレーションカラーは、使用しているすべての色の版に入るので、色校正で色のずれがないか見当の確認をするのに用いられます。トンボは必ずレジストレーションに設定してください。

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フォントについて

全てのフォントをアウトライン化して入稿いただくよう、お願いします

現在流通しているオープンタイプ(OTF)等のフォントは、自由にアウトラインを取って図形データに変換できたり、データ内に埋め込んだり、出力機にダウンロードして出力できるようになっています。

しかし、環境の違い等から、文字が変わったりレイアウトが崩れたりする「文字化け」が発生する可能性もゼロではありません。プリントビズでは、お客様のデータをより安全に印刷物に仕上げる為、可能な限り全てのフォントをアウトライン化して入稿していただくよう、お願いいたしております。

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校正

プリントビズの校正手順

プリントビズでは、お客様のデータを元に印刷プレビューを作成し、各お客様のマイページにアップロードして、発注したお客様だけが閲覧できるようにいたします。その印刷プレビューを確認していただくことで、最終校正とさせていただいております。
お客様がプレビューを承認していただく事で校了(校正完了)となりますので、印刷プレビューに問題が無ければ、プレビューの承認をお願いいたします。

校正とは

作成したデータが製作者の意図した通りの印刷物に仕上がるかどうかをチェックする作業の事です。

印刷プレビュー以外の方法で校正を希望するお客様のために

インクジェット方式による「デジタル簡易校正」をご用意しております。

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配置画像について

プリントビズ推奨配置画像

画像解像度は350dpi

一般的に印刷物に使用する画像は350dpi 程度あれば十分とされています。解像度が低くなると、印刷物の画質も比例して粗くなり、解像度を必要以上に高くしても印刷物の画質向上はほとんど無いにも関わらずデータ容量が肥大化し、編集・出力作業に影響を及ぼします。

これらの理由から、画質と作業効率の両立をさせる為に解像度は350dpi前後にするのが理想的とされています。注意すべき点は、画像をIllustratorやInDesign等のアプリケーションに配置した後に拡大・縮小する際、変更後のサイズで350dpi前後を保てるようにする必要がある事です。例えば配置後、2倍に拡大するのであれば、元画像は700dpi前後の解像度があれば良いという事になります。

またロゴマーク等、線画データ(モノクロ2階調)の場合は、1200dpi程度必要となります。

保存形式はPhotoshopEPS形式

画像の最適な保存形式は、配置するアプリケーションやそのバージョン等によって変わりますが、Photoshop EPS形式をお勧めします(オプションのエンコーディングはJPEG(最高画質)をお勧めします)。バイナリ(非圧縮)に比べ、データ容量を小さくでき、印刷画質にもほとんど影響しません。

また、最近のバージョンでは、Photoshop形式(psd)でも安定した出力が可能なものが増えてきております。

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ホワイトデータについて

ホワイトインクを使用する箇所はカラーのデータと同じ座標に別レイヤーでブラック1色にて作成してください

指定素材でホワイントインクの出力がご利用できます。(下記をご注文の方のみ。)
ステッカー作成/P.P製クリアホルダ/屋外サイン溶剤出力・透明素材/プラスチックカード

透明の素材に印刷する為、カラーのみでは透過性があります。カラーの下にホワイトインクを敷くことで透過性を和らげることができます。

ホワイトインクを使用する箇所は、カラーのデータと同じ座標に別レイヤーでブラック1色で作成して下さい。

ホワイト部分作成例

ホワイトをかけたいところを黒でホワイトレイヤーに作成します。
例ではグレー部分が透明になります。

例)PrintBizのPBを中抜きにしたい場合

例)PrintBiz全体にホワイトをかけたい場合

例)PrintBizのPBだけをホワイトにかけたい場合(PB以外のところは半透明になります)

ご注意

  • ホワイトデータは、Adobe Illustratorのアウトラインデータにてご入稿ください。
  • ホワイトデータは、専門の別レイヤーを作成してください。
  • 図のようにカラーデータと重ねる場合は、カラーデータと同じ座標に同じ大きさにて作成します。ホワイトデータのカラー設定は、K1-色に設定します。画像を使用の場合は、グレースケールか、モノクロ2階調のモードにしてください。
  • ホワイトデータの濃淡は、K色の階調で調節できます。(ホワイトなのでK100%でも紙のような遮光性はありませんのでご注意ください。)
  • ホワイトインクの耐候性がカラーインクと比較して低い為、屋外、日光の当たる場所でご使用される場合は、ラミネート加工を施す事が必須です。