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オフセットとオンデマンドの違い

オフセット印刷とオンデマンド印刷どちらを撰ぶべきか

オフセット印刷、オンデマンド印刷それぞれの印刷方式の違いは、「オフセット印刷のしくみ」「オンデマンド印刷のしくみ」を参照していただくとして、では「印刷を発注するのにどちらを選択すれば良いのか」についてお話しさせていただきます。
単純に名刺やDMを発注したいと言うお客様には、どちらをご選択頂いても結構なのですが、どちらを撰ぶかの選択基準はと言えば、以下が上げられます。

ここ迄は当然ですよね。そしてここからが重要な話になります。
例えば、ある企業からDMの印刷を受注したとします。「会員様に送るDM を印刷するので、宛名書きも含めてお願いします」と言ったご依頼です。ここで選択肢が幾つか変わります。
まず、宛名書きをどのようにするのか?

1番の場合

部数にもよると思われますが、宛名シール代とプリンターでの印刷代プラス作業時間に拘る人件費を計算しておくべきです。意外とオンデマンド印刷のバリアブル印刷の方が安くつくという事もあるかもしれません。

2番の場合

オンデマンド印刷ではご利用が頂けません。
レーザープリンターは、オンデマンド印刷の仕組みで説明した通り、印刷時に熱によりトナーを溶かし用紙に定着いたします。一度印刷をした用紙を再度印刷をすると、すでに印刷したトナーがまた溶け、絵柄がおかしくなったり、最悪の場合、溶けたトナーがプリンターのローラーに移りプリンターを使用できなくなる場合もありますので、絶対にオンデマンド印刷商品をレーザープリンター等の熱を発する機械でご利用しないでください。
オフセット印刷を選択するとなると、印字適正について検討する必要が出てきます。まずお手持ちのレーザープリンターで印刷が可能な用紙であるかを検証ください。特に厚紙などでは連続しての給紙ができないものもあります。給紙できたとしてもコート系の用紙では筋が出たり文字が綺麗に印字できないものもあります。

3番の場合

オフセット印刷でもオンデマンド印刷でも問題はありませんが、やはり用紙の選択に注意する必要があります。2番同様、正しく印刷できるのかを事前に確認しておく事が重要です。

4番の場合

印刷方式ではなく、用紙の選択が重要となります。ボールペン・サインペン・筆など筆記用具により筆記性や乾燥性など考慮しておきましょう。
いずれも事前のテストが必要となりますし、ロス分を計算してご発注頂く事が重要となります。 用紙についての詳細は用紙についてをご参照ください。また、用紙サンプルのご請求は資料請求からご依頼ください。

5番の場合

バリアブル印刷となりますので、選択肢はオンデマンド印刷となるのですが、オフセット印刷でベースを刷っておき、オプションの宛名印字だけをモノクロバリアブル印刷で行うというのも手です。

以上のように、あとで加工が必要なものなどは、その方法も含め検討が必要です。

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注意すべき点

その他特徴として、オフセット印刷のCTP刷版はリアル2400dpiという非常に高い解像度でデータを処理しています。しかし、オンデマンド印刷機では600dpiというレーザープリンター並みの解像度でデータを処理いたします。これは一度データの処理をするだけでよいCTP刷版と、印刷時1 枚毎に絵柄のデータを処理しなければならないオンデマンド印刷機との違いもあり、どうしても解像度ではオフセット印刷機に叶いません。この事により大きな違いが出るのが、細いラインをどれだけ細く表現できるかという事になります。
当社のオンデマンド印刷機では0.1ポイントのラインが表現可能なボーダーとなります。それ以下ですと正しくラインが表現されません。また、0.1ポイント以上であっても印刷方向に対し斜めのラインでは水平・垂直のラインとは若干太さが変わって見える事があります。文字もアウトラインを取ったものは、若干文字が太って見えます。
これらは印刷時の解像度に所以する部分であり、避けられぬ部分ですのでご理解ください。

解像度とは、1インチあたりの画素数の数を表す単位で、Dot Par Inchの頭文字を取りdpiと表記します。プリンターの解像度だけではなく、モニターや画像にも解像度があり、表現できる最少単位の集合の数を表します。ただし、画像やモニターなどの場合、最少単位がピクセルであることから、単位の表記をPixel Par Inchの頭文字であるppiと表記する場合もあります。

当社のオンデマンド印刷機には、解像度が低い分それを補間する技術が搭載されており、1200dpi程度のライン表示が可能となっておりますが、やはりオフセット印刷には追いつくものでは有りません。
写真などの表現においては遜色無く表現が可能では有りますが、細かなラインが必要なデザインには不向きです。

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印刷用紙による色の変化

オフセット印刷のページでも触れましたが、印刷インキは透過性のあるインキを使用しています。用紙の地色の違いにより色の表現が変化します。また地色だけではなく用紙の質によっても見え方は大きく違ってきます。同じ色をコート紙に印刷する場合と、マットコート紙や上質紙。それ以上に特殊紙への印刷の場合、用紙のインキの吸込みの違いにより大きく色に違いが出てきます。
民生用のインクジェトプリンターでも専用紙と普通紙に印刷した場合、赤色が青色になるような事はなくとも、専用紙では鮮やかな赤色が、沈んだ赤色になってしまう事を経験された方は多いと思います。しかし、トナー方式を採用するオンデマンド印刷では、トナーを熱で溶かし用紙の繊維と絡め定着する方法をとっているため、用紙による色の沈みがオフセット印刷と比較して非常に少なくなります。

「用紙の風合いが必要だが、印刷をすると色が沈んでしまい困る」と言ったお悩みの場合、一度オンデマンド印刷をお試しください。印刷用紙がオンデマンド印刷商品になくても、お見積りからご希望の用紙と仕様を書き、お問い合わせください。

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とりあえず1冊だけ…

「カタログを1万冊印刷する予定なんだが、とりあえず1冊だけクライアントに見せなきゃいけないんだ」こういったご要望もよく承ります。また「どうしても100部だけ急いでる」と言った場合にもオンデマンド印刷が活躍いたします。オンデマンド印刷なら1冊から中綴じ、無線綴じをはじめ上製本など加工の必要な商品もご注文可能です。
急ぎの場合も含め、まず束見本として必要な場合や仕上り見本として必要な場合にご活用ください。その後ゆとりを持って必要な冊数をオフセット印刷で作成すれば、トータルのコスト削減や、不良品回避のお手伝いができます。

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印刷予備についてのご注意

オフセット印刷の商品には数部程度の印刷予備が付属いたします。(プラスチックカード・プリペイドカード・校正サービスを除く)
しかし、オンデマンド印刷商品には予備は付属いたしません。予備が必要な場合には予備を含めた必要枚数でのご発注をお願いいたします。