印刷通販のプリントビズ|トップ > ご利用ガイド > オンデマンド印刷のしくみ

オンデマンド印刷のしくみ

オンデマンド印刷とは

必要な時に必要なだけ印刷をするという考え方をオンデマンド印刷と呼びます。
本来、大量に複製物を造ることを目的に印刷技術は発祥、発展してきました。しかし、小ロットであっても高品質な印刷物を求める声からオンデマンド印刷機の開発がスタートしました。技術が進歩した今、印刷物に本来必要とされる情報伝達の意味合いに、パーソナライズされた情報を付加することが求められるようになり、必要とされる情報を必要とする人に配信することこそ、オンデマンド印刷の本領と言えます。

▲ページのトップへ戻る

オンデマンド印刷のしくみ

現在、オンデマンド印刷の方式として、大きく分けインクジェット方式とトナー方式が主流となります。
インクジェット方式とは、多くのご家庭でも利用されている民生用のインクジェットプリンターと基本は同じ形式です。トナー方式も会社などに殆ど導入されているレーザーコピー機やレーザープリンターと呼ばれるものと同様の仕組みとなります。
民生用のプリンターとオンデマンド印刷機との違いは、適応する印刷用紙やサイズの違いのほか、印字位置の正確性(高度な用紙搬送技術)など、印刷する事だけではなく、印刷物を作る上で必要となる精度が求められます。また小ロットと言えども業務用として利用するにはそれなりのボリュームがあり、マシンの耐久性やスピード、操作性、ランニングコストにも大きな違いがあります。
インクジェット方式とトナー方式との違いは、その印刷方式の違いだけではなく、使用用途や品質などにおいて違いが出ています。

▲ページのトップへ戻る

トナー方式印刷のしくみ

大まかな説明になりますが、感光体ドラム全体にマイナスの電荷を与え、レーザービームにより画線部のみプラスに逆転させます。マイナスに帯電したトナーはプラスの電荷をもつ画線部に吸着し、用紙と重なった時点で、強いプラスの電荷を掛ける事で感光体ドラム上のトナーは用紙に転写されます。その後90°Cから200°C程度(機種により違います)で用紙に圧着されます。この際、トナーが熱により溶け、用紙の繊維と絡み合い定着をします。また、溶けたトナーが定着装置に付かぬよう定着装置にはオイルを事前に塗っています。これがレーザープリンターから出力された印刷物のテカリとなる原因です。最近ではこのオイルをトナー自体にまとわせる事により、定着時にオイルを必要としない製品も出てきています。トナーの生成は、今迄顔料となる材料を細かく粉砕し作ってきましたが、化学的にトナーを生成する技術が確立され、今迄よりも微細でありながら、サイズも均一であり、オイルを顔料の周りにまとうケミカルトナーが開発されています。

▲ページのトップへ戻る

インクジェット方式印刷の仕組み

インクジェト方式の印刷を、乱暴な言い方をすれば、紙の上に極小のインクを吹き付けて印刷をする方式です。極小のインクを正確にコントロールする技術が品質や生産性に直結しており、現在、加熱によるインク滴の噴射を利用したヒート方式と、電圧を加えると変形する圧電素子を利用したピエゾ方式が主流です。それ以外にも高生産性が可能なコンティニアス方式があります。超音波発信器により連続的にインク滴を噴射しながら、電荷による吸着を利用し、絵柄に不必要なインク滴を回収する方式です。 民生用のインクジェットプリンターはヒート方式かピエゾ方式が利用されています。

ローランド社製SJ-1000 2500mm幅の印刷が可能なインクジェットプリンター。エコソルベントインクを使用し、溶剤系のインクでありながら高画質、高精彩で高耐候性を両立したプリンターです。プリントビズでも屋外用大判ポスターや、フロアーマーキングなどハードな利用が想定される商品に利用しています。業務用に使用するオンデマンドインクジェット印刷機でも、大判のポスターなどを印刷するインクジェットプリンターでは、ヒート方式やピエゾ方式が多く使われています。コンティニアス方式ではヘッドは固定されており、印刷用紙が移動する事で印刷を行いますが、大サイズを印刷するには用紙の幅だけインクジェットヘッドを並べる必要が有り、不向きです。そこで、用紙送りをしながらヘッドを左右に振りながら印刷を行う方式が採用されています。ただし弱点としては、余り高速にはできないと言う事です。高生産性が必要となる場合にはコンティニアス方式が利用されていますが、多くはオフセット輪転機と呼ばれるロール紙に高速に印刷を行う印刷機のラインにヘッドを取り付け、オフセット印刷とインクジェット印刷のハイブリッドのような使われ方が多く、最近では利用明細書などの印刷にカラーでの広告を顧客毎別に違った内容のものを印刷したりするようになってきました。

▲ページのトップへ戻る

トナー方式とインクジェット方式の弱点

どちらも民生用やオフィス用事務機ではなく、オンデマンド印刷機と呼ばれる業務用レベルでの比較とします。現状の主流はトナー方式で、高速で安定した品質と操作性を兼ね備えています。
しかしトナー方式の弱点として、
1. 大型化が難しい
2. 最終で熱を加える必要が有るため、熱に弱い素材には印刷ができない。
3. 表面にオイルが残るため表面加工に適していない
4. トナー自体に厚みが有るため、印字面が極僅かですが盛り上がる

インクジェット方式では、
1. 大型化が難しい
2. 通常の印刷用紙での印刷適正が悪い(特にコート系)
3. 高速化するために品質が粗い
4. 用紙による品質差が激しい
以上などが上げられますが、いずれも日進月歩の勢いで改善されていく、または一部の機種では既に改善されている内容となります。今後の行方を占ってみると、大量高速な印刷物はインクジェット方式が採用され、小ロット短納期などの印刷物にトナー方式が活用されるのでは無いかというのが業界での意見のようです。

▲ページのトップへ戻る

バリアブル印刷

オンデマンド印刷の最大の特徴と言えば、バリアブル印刷につきます。
バリアブル印刷の特徴は、通常のオフセット印刷などでは不可能であった1枚ずつ内容の異なる印刷物を連続して印刷する事です。例えば卒業証書などはすべて別々の氏名が必要です。ナンバリング印刷なども当てはまりますが、単に連番で印刷するだけではなくランダムな数字であっても、あるいは1枚毎に違う写真であっても印刷ができてしまいます。
印刷をする情報すべてがボーン・デジタルであることが可能としたバリアブル印刷は、データベースとの連携によりさらに個々にパーソナライズされた情報の配信を可能とします。
例えば、顧客の性別・年齢・地域などをはじめ、趣味、嗜好もデータベース化し、顧客の好みのダイレクトメールを送る事ができれば、レスポンスが上がる事は想像に難くないはずです。DMだけではなく、バリアブル印刷は印刷物に大きな付加価値を付ける印刷と言えます。

バリアブル印刷例

顔写真入りのメンバーズカードや社員証など

1枚ずつしか必要とされず、しかもある程度部数が必要な印刷物。将にバリアブル印刷が必要とされるものです。学生証など年度で大量に必要となる案件にご利用ください。

抽選くじ

宝くじのような抽選くじは、番号違いで大量に必要となります。また単純な連番だけではなく、組番号や管理を行うためのバーコードなどによる読み取り管理も必要となってきます。ナンバリング印刷では不可能なバリアブル印刷をお試しください。

DM+ビンゴカード

ダイレクトメールの宛名書きの手間や、コストは意外に多く掛かります。バリアブル印刷では宛名印刷はもちろんの事、裏面にビンゴカードを印刷し集客に利用されるのは如何でしょうか。アイデア次第でいつものDMがレスポンスの高いセールスツールとしてご利用頂けます。

▲ページのトップへ戻る

オンデマンド印刷商品一覧